この記事を読む必要はありません。野菜の育て方のサイトとか読んで夢を膨らませてください。
野菜の育て方のサイトとか読んで夢を膨らませてください。
やるからには黒字を出さないと商売が続きません。
なのである程度量がとれる必要があり、そのためにはまとまった農地が必要になります。
②口コミでゲットする
あとは買うか借りるかの選択肢もありますが、最初は借りるのが一般的です。田舎にいけばいくほどタダで借りられることが多いです。
なぜタダかというと、持ち主の管理の手間が省けるからです。
作物を作らない場合でも、ほったらかしにして草ボーボーにしてしまうと、害虫の発生源になったりして近所に迷惑がかかります。
なので年に2?3回草刈りをしてキレイに保っておくのですが、これがみんなめんどくさいのです。
タダでもいいから借りて管理してくれれば、近所にも迷惑がかからないし、自分はラクできて助かるというわけです。
(ただし、いくらタダとはいえ、作物がとれたらお礼に少しはおすそ分けしましょう)
農業がさかんで、新規の受け入れにも力を入れている町だと、農地中間管理機構という仕組みがあります。
貸したい農地と借りたい農家のマッチングをする仕組みで、都道府県単位で運営しています。
見たいときは「農地中間管理機構 公社 〇〇県」で検索してみてください。
借りられる農地がオンラインでわかるという画期的な仕組みですが、あんまり普及していません。
最初から具体的な場所がわからないのと、貸したい農地があまり集まらないのが原因と言われています。
なのでここで目当ての農地が見つけられたらラッキーです。
あと、町として農業に力を入れているところは、新規の受け入れに積極的で、市役所が農地を紹介してくれたりすることもあります。
市役所に電話して「新規で就農したいんですけど」と言ってみて感触を確かめてみましょう。
農地を手に入れる方法②口コミで手に入れる
ド田舎だとこちらのほうが現実的ですが、時間がかかるかもしれません。
なぜなら、信用が置ける人だと思われるかどうかで、手に入る農地情報の量が違うからです。
田舎になればなるほど、地域との結びつきが強くなるため、農地の持ち主は地域に迷惑がかかるのを避けようとします。だから素性のわからない人に農地を貸したり売ったりできない。
信用のおける人だという評判が広まって初めて、じゃあ貸してもいいかなと思ってもらえます。
だから不特定多数の目にさらされる農地中間管理機構には心理的に出しにくいんです。
最初に貸してもらえる農地は、きっとおまり条件がよくないところでしょう。
なぜなら条件の悪いところから順に使わなくなっていくからです。日当たりが悪かったり、水路が近くになかったり。
最初は苦労しますが、そういうところでがんばって作っていると、周りの人が見ていてくれて、あいつはちゃんと作っている、じゃあうちもお願いしようかな、という流れで、徐々に条件の良い農地が借りられるようになります。
米農家を考えている人への注意点
米農家をやろうとしている人は、できれば移住する前に以下2点を確認しておいた方がいいです。
②水がある程度自由に使えるか
①農地一枚あたりの広さ
米はスケールメリットの大きい作物です。
トラクターやコンバインなどの機械は全部揃えると何百万円もするので、狭いところで小さくやっているといつまでたっても初期投資を取り戻せません。
面積の目安は、一枚あたり最低10a(約33m四方。農家は1反(たん)と言います)ぐらいはほしいところです。1ha(100m四方。1町(ちょう)と言います)ぐらいあれば言うことなしです。
米どころだと一枚で15haぐらいあるところもあってバカでかいです。
一般流通させるとそういうところと価格競争をするハメになるので、面積が小さいと太刀打ちできません。
②水がある程度自由に使えるか
水が豊富にあるところだとそういう問題は起きませんが、水が少ないとスケジュールを組んだりして貴重な水をうまく分け合う必要があり、そのときにしわ寄せがいくのが新人です。
優先的に水を使えるのは先輩農家で、新人は先輩が作業していない合間を縫って作業を進めなければならないので、思うようにはかどりません。
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