田舎でインターンシップができる団体まとめ

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地方で働きたい!
そんな熱意を持っている人、ぜひ田舎に来てください。同じ日本でも田舎はまだまだ発展途上。高齢化だ衰退だと言われて久しいですが、一人の力でガラリと変わるポテンシャルを持っているのも事実です。
たとえば、岐阜県の浅野撚糸
もとは紡績企業の下請け会社でしたが、その技術を生かして2007年に吸水力抜群のタオル、エアーかおるを売り出し、爆発的ヒットを飛ばしました。
一度使ったらファンになるようで、今でもずっと売れ続けています。2018年8月にはカンブリア宮殿にも出演しましたね。
続いてこちらも岐阜県の大橋量器
枡(ます)を製造する会社なのですが、枡といえば直方体でサイズがどれも同じなのがふつうですよね。
ですがこの会社は大きさを変えたり、三角形や六角形の枡を開発するなどして、これまでになかったデザインで一世を風靡。今や海外展開も行っています。
ちなみにここの「カラー枡」はインターン発のアイデアだそうですよ。
他にも、新潟県燕三条といえば刃物作りの職人。
鹿児島は言わずとしれた芋焼酎。
どれも大手ではないけれど、世界中に名を轟かせているところです。
では、そんな魅力的な地元企業を探すにはどうしたらいいのか?
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田舎の情報はインターネットで拾えない

「田舎ってどんな会社があるのかな・・・」
そんなワクワクした気持ちに水をかけるように、調べ始めたらきっとすぐに行き詰まるはずです。
いざ働こうと思って検索しても、どんな会社があるのか、情報がなかなか出てきません。それもそのはず、田舎の小さな会社だとHPを持っていないなんてのはザラ。ひどいとメールも使えなかったりします。
だからインターネットで手に入る情報の割合は田舎に行けば行くほど少なくなるんです。
ググっても出てこない。ホームページもなさそう。所在地と電話番号ぐらいはMapionで出てきたけど、これいったいなんの会社…?
外から見るとそうでしょう。
けど地元だとみんな知ってたりします。
「ああ、あのお店ね。山田さんがやってるとこでしょう。〇〇スーパーの練り物はほとんどあそこから卸してるよね。私もよく買ってるよ」
そんな会社って、実は地方にけっこうあるんですよね。
でも求人サイトとか転職サイトを見ても、田舎の企業の広告ってほとんど掲載されてません。
理由は単純で、求人広告にかけるお金がないからです。
求人サイトはふつう大手になればなるほど広告料が上がります。売上が年1,000万円くらいの零細企業で、1回100万の広告が打てるかって話です。
企業体力を考えると、せいぜい無料のハローワークに掲載するか地方の合同就職説明会に参加するぐらいが精一杯なんですよね。
だけどそれは規模が小さいだけで、会社がいいかどうかはまったくの別問題です。

地元密着インターンシップ

田舎で働いてみたいけど、中身のわからない会社に就職して、ブラックだったらどうしよう・・・
そう考えるといきなり見ず知らずの会社に就職するのは不安ですよね。体験入学みたいに感触を確かめる方法ないかな…そう思うのもムリはありません。
そんな人のために、地方でインターンシップを斡旋している団体があります。気になる地方があれば、そこの団体に連絡してみましょう。きっと親身になって相談に乗ってくれるはずです。

関東・甲信越地方

・えぽっく(茨城)

1ヶ月以上の長期にわたって、地元企業のプロジェクトに取り組みます。

インターン生というよりは、期間限定の正社員といった感じ。ガッツリ仕事を任せてもらえるので、やりがいがあります。

・にいがたイナカレッジ

名前のとおり新潟の田舎でのインターンシッププログラムです。

こちらも3ヶ月以上の長期にわたって、地域の事業者の取り組みをサポートするプログラムです。

中部地方

・NPO法人 G-net(岐阜)

「あなたのホンキの挑戦を応援します」といううたい文句のプログラムは「ホンキ系インターンシップ」と「地域共同型インターンシップ」の2種類があります。

「ホンキ系」では半年以上の長期にわたり、地元企業のチャレンジに一緒になって取り組みます。

「地域共同型」は、大学生の春休みや夏休み期間を使って、6週間のインターンを行います。特定の企業ではなく地域に目を向け、地域課題の解決に取り組みます。

関西地方

・いなか伝承社(和歌山)

私の住んでる和歌山県!がんばれ!

一ヶ月の長期プログラムで、企業だけでなく農家や炭焼き職人など個人レベルのプログラムがあるのが特徴。

仕事だけでなく田舎の暮らしも感じてほしいとの心意気を感じます。

四国地方

・いなかパイプ(高知)

「いなかビジネス教えちゃる!インターンシップ」と称して、高知県で約1ヶ月のインターンシッププログラムをしています。

いろんな事業者のもとでお仕事の手伝いをすることで、地域での「仕事」「つながり」「人間関係」を体験できます。研修先の中にはあの高級鶏、土佐ジローで有名なはたやま夢楽も!

九州・沖縄地方

・島インターン

こちらは島に特化したインターンです。珍しい!

種子島とか与論島とか、おお? 台湾やベトナムもあるぞ!?

夏休み、春休みなど1~2ヶ月の長期休暇を利用して、離島の村に住んで色々取り組むようです。

企業インターンではありませんが、自分の世界を広げるのに役立ちそうですね。

 

被災地ボランティア

NPO法人ボランティアインフォ

被災地へのボランティア派遣というちょっと毛色の違うやり方ですが、被災地といえば地方です。

被災地ボランティアを通して田舎を見てみようというのもアリです。

1泊2日といった短期のボランティアも多く、その気になればたくさんの地方を見て回れます。

まとめ

田舎の会社はインターネットに出ていないし規模は小さいです。

人によっては「こんなに遅れてるの…?」と思うこともあるかもしれません。だけど、逆に考えてみてください。

遅れてると感じるということは、伸ばす余地がそれだけ残っているということです。最先端の会社だと、最先端の人しか活躍できませんが、田舎だと並の人にもチャンスがあるんです。
若い人や都会で経験を得てきた人は、それだけで価値があります。田舎をより元気にしていくのはそういう人たちです。
田舎はあなたの活躍を待っている!

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