田舎は仕事がない?

「こんなところに来ても仕事なんかないよ」
はい、ド田舎でよく聞くセリフですね。
ためしにハローワークの求人情報を見てみると、そこそこの田舎であれば求人はたくさんあります。しかし、ド田舎の求人は載っていません。
ド田舎では会社組織というものがないか、あっても規模が小さいので、新しく人を雇用する余地がないことが多いのです。
「じゃあ、ド田舎に移住してくる人はみんな働いてないの?」


いえいえ、もちろんそんなことはなく、みんな何かしらの仕事をして生活費を得ています。たしかに雇用されることだけを考えると仕事はほとんどありませんが、自営業を選択肢に入れると可能性は無限に広がります。

参考:
田舎で働く 地域おこし協力隊という仕事
田舎で働く 猟師という仕事
田舎で働く 林業という仕事


農業、林業、民泊、お店をやる。
よっぽど極端な過疎地でもない限り、今どきはどこでもインターネットは普及しているので、在宅でテレワークやネット系の仕事をしている人もいます。
山の持ち主の許可をもらえば山菜を摘んで売ることもできますし、腕に覚えのある人なら木を拾って建具屋や木工のお店ができます。木はそのまま並べても、モノによっては「味わい深い」という感想を持たれて売り物になることだってあります。田舎の道の駅に行くと松ぼっくりや貝殻を袋につめて売っていたりもします。
あとは日額性で地域のお年寄りのなんでも御用聞きをやってるなんて人もいます。
「これ、もしかしたら売れるかも」という視点は大事です。アイデア次第で初期投資もランニングコストもほとんどいらない仕事を創り出せます。田舎の醍醐味の1つですね。
そうそう、雇用されるなら地域おこし協力隊や集落支援員もありました。詳しくはまたの機会にしますが、簡単に言うと市役所が雇う遊撃隊みたいなもんです。

そして、雇用はないと言いましたが、一日だけとか短期間のお手伝いなら結構あります。

「野菜の収穫手伝ってくれ」とか、

「蜂の巣撤去してくれ」とか、

「夏場だけキャンプ場手伝ってくれ」とか。

ド田舎は持ちつ持たれつの社会なので、頼りになると思われると、あちこちからそういったお呼びがかかります。

そもそも、別にお仕事を1本に絞る必要なんてないんです。要は誰かの役に立って、生活できるだけのお金を稼げればなんでもいいわけですから。名刺に書けるような職業がなくたって誰も気にしません。
ド田舎では、お仕事はこれ1本、という専業のお仕事をやってる人ももちろんいますが、一方では、一応メインはこれ、という仕事がありつつ短期間の仕事をたくさんもらって年間でまとまった収入にしている人は珍しくありません。いわゆるマルチワークですね。多い人だとなんやかんやで20種類くらい掛け持ちしてます。

そうやってあちこち手伝いをすることで、地域の人とのつながりができるとともに、自分のいい評判を獲得でき、また次の機会にもお声がかかります。

だから「手伝って」と言われた場合は、チャンスなので、面倒がらずに二つ返事で引き受けるようにしましょう。

なんにせよ、そこで生きると決めて、人付き合いを嫌がらず、マジメに働く姿勢があれば、何かしら仕事はあります。
また、せっかく田舎に来たんだから、仕事を創り出す面白さも味わってほしいと思います。
これは、以前書いた「消費と生産」の話にも通じるところがあります。
与えられる仕事(=完成されたもの)ばかり探すのではなく、自分で仕事を創り出せる(素材から完成品を生産する)人は、楽しいド田舎ライフを送れることでしょう。

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