消費が楽しい人はド田舎に移住するな

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「こんなとこ2日で飽きるわ」


僕の友人Aが言った言葉です。

地元出身で、東京に住んで長い彼は、盆正月GWなどにはだいたい地元に帰ってくるのですが、いつぞや帰ってきたときこう言いました。

田舎はなんにも遊ぶところがなくて退屈だって意味です。

彼は東京での生活が楽しくて、地元にUターンするつもりはありません。
一方、大阪からド田舎に移住してきた別の知人Bは、こんなことをよく言います。
「都会よりこっちの方が断然楽しい」

真逆です。
さて。
どっちがホントなの?
結論から言えばどっちもホントで、人によって楽しいと感じるポイントが違うだけです。
このポイントというのが、今回お話したい「消費」と「生産」の話です。
「消費」するのが好きな人にとって田舎は退屈です。

オシャレなカフェはないし、

服屋さんもないし、

ダーツバーもないし、

カリスマ美容師はいないし、

人気のテーマパークなんてもう、あるわけがない。

そもそも店自体がほとんどありませんからね。あってもおばあちゃんがほそぼそとやってる個人商店ぐらいです。
なんだ何にもないじゃんつまんなさそう、と思った人、ド田舎への移住はやめておきましょう。せめて地方都市あたりで探すか、そもそも都会の方が向いてるかもしれません。
一方、Bさんのような「田舎最高!」タイプの人はというと…

「え?

山の木は拾い放題!?

畑はタダで借りれる!?

山菜もタダで取っていいんスか!?

もうなんでもできるじゃん!」


「え?

〇〇で困ってる?

そういうサービスここにないの?

誰もやってない?

うおお大チャンス! 俺がやる!」


…みたいなことになるわけですよ。

「生産」するのが好きな人はこういう発想をします。

それこそ手つかずの素材が、誰にもビジネス化されないままゴロゴロ転がっているわけですから。
消費好きな人は完成されたサービスしか目に入りませんが、生産好きな人はサービスになる前の素材が転がっていれば充分たのしいんですね。

 

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まとめ

「消費」は「サービスを受ける」こと。

「生産」は「サービスを提供する、生み出す」こと。

この「生産」に楽しみを見いだせるかどうかによって、ド田舎の楽しさは大きく変わってきます。

なお、これは生活面においても同様です。

以前にDIY精神に関する投稿をしましたが、ちょっとした家具や身の回りのものを「買う」じゃなくて
「作る」という発想があれば、俄然田舎暮らしが楽しくなるんですね。

「買う」→「消費」、「作る」→「生産」です。

最後にお聞きします。

あなたは消費するのが好きな人ですか?
それとも生産するのが好きな人ですか?

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