毎月ジリ貧で、この生活をなんとかちょっとでも楽にしたい!
でもこれ以上働くのはしんどい。何もしないでお金を増やせないかな・・・
・・・と思っている方、惜しい! 考え方としてはあと一歩です。
実は何もしないでお金を増やすことはできます。
正確には「何もしないでもお金が増える状態に持っていく」ようにするのです。
でも多くの人はその方法を知りません。
そこで、今回は田舎でも簡単にお金を増やせる方法を解説します。
なお、最初に言っておきますが、いますぐ大金が欲しい!という方には向かない内容です。
ていうか手段を持たない人がいますぐ大金を得ようと思ったら犯罪かハイリスク商品しかありませんからね。
今回紹介するやり方はじっくりお金を増やすやり方で、誰でもできます。
たとえば貯金。
当面使わないお金を、郵便貯金や銀行預金で寝かせていたりしませんか?
そうだとしたら、それはすごくもったいないことです。
さて、突然ですが、こんなことを言われたらどうしますか?
「あなたが銀行に預けている100万円は、30年後には80万円になっています。それでも銀行に預け続けますか?」
ここで「何言ってんの?100万円に決まってんじゃん。80万円になるわけないじゃん」と思った方、半分だけ正解です。
たしかに100万円は100万円です。額面の上では。
しかし、同じ100万円でも、今と30年後は価値が違います。
30年後には、100万円の価値が下がっています。
「んん? どういう意味?」という方のために、週刊少年ジャンプでたとえましょう。
私が子供の頃(30年前…)週刊少年ジャンプは180円でした。いまは250円です。
ここで割り算をしてみます。
私が子供の頃なら、100万円あれば週刊少年ジャンプがこれだけ買えました。
100万円 ÷ 180円 =(約)5,600冊
いま、同じ100万円で買えるのはこれだけです。
100万円 ÷ 250円 = 4,000冊
そして30年後、もしジャンプが300円になっていたら…
100万円 ÷ 300円 =(約)3,300冊
どうでしょうか。
同じ100万円でも、買えるモノの量はまるで違ってきます。
なぜなら物価はずっと上がり続けているからです。
昔なら100万円で買えたものが、いまは100万円では買えなくなっています。
それと同じように、いま100万円で買えるものは、将来100万円では買えなくなるのです。
30年で利子が3割ぐらいつくのであれば銀行に預けておいてもいいのですが、とてもそんな好条件は見込めません。
つまり、銀行に預けているお金は、見た目は変わらないけれど、価値は少しずつ下がっているのです。実質的には毎年少しずつ目減りしているのと同じです。
ここで最初の問いに戻ります。
「あなたがいま銀行に100万円預けているとします。その100万円は、30年後には80万円になっています。それでも銀行に預け続けますか?」
預けておいても利子がほとんどつかない今、銀行にまとまったお金を預けておくメリットは「タンス預金よりセキュリティが高い」ぐらいしかありません。
それなら何か別の方法がないものか?
あります。
お金持ちならみんな知っている「資産運用」です。
これからの時代には資産運用が必要
資産運用は、何もお金持ちだけの専売特許ではないのです。
方法さえ知っていれば、ふつうの人でもできるのです。
知らないからといって恥じる必要はありません。これから学べばいいだけの話です。
いまどき、退職金を支給しない企業も増えてきました。退職金代わりに、毎月数万円を積立口座に振り込むから、自分で運用しなさい、退職したする頃にはまとまった額になっているだろうから、それを退職金の代わりにしなさい、というわけです。
このように、いまは一般の会社員にも資産運用の知識が求められる時代です。
そしてこれからは、資産運用を知っていて当たり前、資産運用をやっていて当たり前という時代に突入します。銀行に預けておいてもお金が減っていくのなら、自分のお金は自分で守るしかありません。
お金の知識は生きるために必要です。より正確には、知らなくても生きていけますが、知っていた方がラクに生きられます。
しかし不思議なことに、学校ではそのことを教えてくれません。
資産運用は自分でひそかに学んだ人だけが得られる秘密の果実です。そしてお金持ちほど、そのオイシさを知っています。
ふつうは、お金を増やそうと思ったら、一生懸命働いて毎月お給料をもらうことしか頭にないでしょう。
しかしお金持ちは違います。自分で働かずに、お金を働かせてお金を増やす方法を知っています。
「お金を働かせてお金を増やす」とは
「人を働かせるならわかるけど、お金を働かせるってどういうこと? お金は人じゃないから働けないよね?」
私もかつてはそうでした。お金を働かせるって何? ピンとこないんだけど…と思っていました。
たとえばある会社が工場を建てるとします。
工場が建つのはたくさんの人が働いてくれるからです。建物を設計して、土地を買って、建築する。社長一人でぜんぶやれと言われたって絶対にできません。
社長のやることは、お金を出すことです。お金が払われるから、設計士は建物を設計するし、土地の持ち主は土地を渡してくれるし、建設会社は工場を建ててくれます。お金が払われなかったら、設計も土地購入も建築もできません。
そして工場を建てたら、何かしらモノを作り始めます。できたモノは販売され、お金になります。最初にお金を使った(投資した)からこそ、あとから売上が上がってお金が返ってくる(投資を回収する)わけです。
この間、社長は設計もしていないし、土地も用意していないし、自力で工場を建ててもいません。ただお金を出しただけです。
出したお金は後で売上という形で返ってきます。
お金を出すことによって、お金を生み出すのです。
これが「お金に働いてもらう」の基本的な考え方です。
「なんだ、じゃあお金持ちしかできないじゃん。うちにはそんな大金なんかないよ」
そう思うでしょう? でも違います。
わかりやすくイメージしてもらうために工場の例を出しましたが、お金に働いてもらうのは個人レベルでもできるのです。株や投資信託もそうですし、実は銀行に預けておくのも資産運用の一つです。
たとえば株を100万円で買って、半年後に3倍になったとします。
100万円が300万円になって返ってくるので差し引き200万円の儲けです。
これは自分が働いたから儲かったわけではありませんよね。やっていたことは相場を眺めていただけです。これがお金に働いてもらうということです。
銀行も、預けておくとわずかながら利子がつきます。これもお金に働いてもらう例ですね。
リスクとリターンは表裏一体
資産運用には原則があります。それは「リスクとリターンは表裏一体」ということです。
儲かるチャンスのあるものは、それだけ危険性(リスク)も高いのです。
逆にリスクを低くしようと思ったら、大儲けは諦めなければいけません。
たとえば株はハイリスクハイリターンです。100万円ぶんの株を買ったら、半年後には3倍になっているかもしれないし、逆に1/3になっていることもあります。
他には、FXでたった一晩で数千万円失って、無一文になった人をときどき見かけます。
反対に、銀行に預けておくのはローリスクローリターンの例です。ローリスクというよりほぼノーリスクです。預けたお金が急に増えたり減ったりはしません。危険はない代わりに、資産形成にはほとんど役立ちません。
このように、大儲けしたいなら大損することも覚悟しなければいけないし、逆に大損したくないならちょっとずつ増やしていくしかありません。
私はまるでギャンブルのようなハイリスク・ハイリターンのやり方はオススメしません。
私がオススメするのは、この「ちょっとずつ増やす」というローリスク・ローリターンのやり方です。
「でも銀行に預けておいてもお金は増えないんでしょ?さっき『実質的には目減りする』って言ってなかった?」
と思った方、そのとおりです。
私がオススメしたいのは、同じローリスク・ローリターンでも銀行に預けるのとは違うやり方です。
着実にお金を増やす資産運用のやり方
たっぷり時間があるなら、今から株の勉強をしてもいいでしょう。
しかしほとんどの人は勉強する時間がとれません。ただでさえ毎日がんばって働いて、夜は家庭があって、休日は付き合いもあって・・・となると、勉強しようにも勉強できません。
そこで今回は、勉強をショートカットして成果を出すやり方を紹介します。
まず、着実にお金を増やす方法の答えを先に言います。それは「国際分散投資」です。
言葉の意味は今わからなくても構いません。次の記事で詳しく説明するので、今は「とにかく安定した方法なんだな」ぐらいのイメージでけっこうです。
それだけでは不安な方のために、すごくざっくり説明すると、国際分散投資とはいろんな国に分割してお金を投資するやり方です。
どこかの国が凹んでも、世界全体としてみれば、ほぼ安定してずっと成長しています。全体の経済成長に合わせてお金が増えていくので、ゆるやかながら着実に資産形成ができます。
この国際分散投資の分野で、知識や勉強する時間がなくても始められて、なおかつ続けやすいやり方を一つだけ紹介しておきます。
それはウェルスナビです。
ウェルスナビは投資信託の一種で、資産運用を全自動でおまかせできるサービスです。
難しい知識は不要、スマホ一つで始められて、ゆっくりとですが着実に資産を増やすことができます。
沢村一樹の出演するCMでご覧になった人も多いのではないでしょうか。
最初に100万円預けて放ったらかしにすることもできるし、最初はゼロで毎月1万円ずつ積立していくといったやり方もできます。そして状況はいつでもスマホでチェックできます。
学資保険をやるお金があるのなら、断然こちらのほうがオススメです。
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