面倒なド田舎の人間関係の特徴・理由・攻略法ぜんぶ解説する

ド田舎で過ごす上で大事なことはたくさんありますが、まずはなんといっても人間関係です。
大事ですが、めんどくさいところでもあります。
田舎に関するこんなうわさを聞いたことはありませんか?

「地域の出役が多いって聞いたけど?」
「呼び鈴も鳴らさず家に入ってくるってホント?」
「家にカギかかってないの?」

うん、まあだいたい合ってます。

「マジかよ~めんどくさいな移住やめとこ」と思ったそこのあなた、ちょっと待った!
まずはこの記事を読んでからでも遅くない!

うわさはたしかにそのとおりで、都会の感覚だとめんどくさいと思うでしょうが、田舎の側にはそれなりに必然性があります。なので、大事なのは、そんなもんだと思って受け入れること。とたんにラクになります。

今回は、田舎歴20年超の私が、田舎の人間関係の特徴・理由・攻略法をまとめてみました。

田舎の人の特徴・性質

噂好き

ド田舎の人はご近所の噂が大好きです。〇〇さんがこんなことをやらかした、△△さんの息子が□□大学にいった…
都会ではどうでもいいと思えるようなことでもなぜか噂のネタになります。
理由その① 話題が少ない
基本的に環境が変わらないのでニュースがあまりありません。世の中の動きにも関心がありません。なぜなら他人事だからです。好況になろうと不況になろうと食べ物は自分で作れるし関係ないわという感じです。だから外界の情報を摂取する必要がない。
理由その② 自分に影響がある
ただし、半径1キロぐらいの範囲の出来事は熱心に聞きます。自分の生活に関わってくるかもしれないからです。知らない人が引っ越してこようものならそれこそ音速で広まります。
なんで知ってるの? という問いかけは無意味です。なんでご飯食べるの? という質問と同じです。よっぽどひどい噂の場合は別として、情報源を突き止めようとするのはやめたほうが無難です。

悪口は本人の耳には入ってこない

ご近所さんに悪印象を与えたとして、それを面と向かって指摘されることはまずありません。
仲が良かった人に、知らない間に距離を取られていることがあります。その人はどこかから噂を聞きつけたのかもしれません。
なぜ本人の耳に入らないかというと、みな面と向かって言うことを恐れるからです。正確には、面と向かって言うことで関係性が崩れてしまうのを恐れています。
(なので耳の痛いことを面と向かって指摘してくれる友人は貴重です。大事にしましょう)
ド田舎は小さなコミュニティなので、人間関係の選択の余地があまりありません。たとえ合わない人であっても、全く関わり合いにならないというのは難しいもので、合わない人とでもそれなりにケンカせずにつきあっていかなければいけません。そういう状況では、大抵の人は、面と向かって悪いことを指摘して、人間関係にヒビを入れるのは得策でないと考えます。なので本人には直接言わないにしても、誰かに聞いてほしいから別の人に言うというわけです。

親切・お互い様精神

ド田舎の人は仲良くなると色々モノをくれます。
玄関を開けたら野菜が置かれていたという話はよく聞きますが、ハイレベルなところだと冷蔵庫を開けたら野菜が入っていたなんてことも。
困るのは誰にお礼を言っていいかわからないこと(笑)。当たりをつけてお礼を言うんですが、外すと少し気まずいので、慎重に、袋に入っていた野菜の構成などから目星をつけます。「〇〇さんは玉ねぎ作ってないから違うな…」
ド田舎は助け合いで成り立っている部分が大きいので、親切にするのもされるのも当たり前。感謝と、報いようとする気持ちが大事です。ギブアンドテイクといってしまうとドライに聞こえますが、お互い様精神ですね。
こういう社会なのでプライバシーはあってないようなものです。むやみに隠そうとすると、心を開いていない、接しにくいという印象を与えてしまうこともあります。
あえて悪いことを多めに書きましたが、このあたりを苦にしない人はド田舎に向いていると思います。

すぐ謝る

田舎の人はすぐ謝ります。自分が悪かったときももちろんですが、まったく悪くないのに謝ることがよくあります。しかも対立を避けるためならまだわかりますが、まったく対立していない場面でも謝ります。
たとえば・・・
ご近所にお裾分けを持っていくとき→「ごめんねこんなもの持ってきて」
親戚の子にお小遣いを渡すとき→「ごめんね少なくて」
もらった方も「ありがとう」ではなく「ごめんね」と言うので、ごめんね合戦になります。
せっかく親切にしてあげてるんだから謝る必要なんてないし、だいいち謝るならやらなきゃいいのに・・・と長年思っていましたが、あるときふと気づきました。この謝るという行為は「つまらないものですがどうぞ」の超へりくだりバージョンです。

田舎の人は角が立つのを嫌うので、なんでも先に謝っちゃうんですね。

法律よりローカルルール

ド田舎の思考回路は法律よりローカルルールを重んじます。
法律を重んじないのなら法律は破り放題なのかというともちろんそんなことはありません。人としてやってはいけないことは当然NGです。
(でも、普段から法律を意識して生活してる人ってあまりいませんよね)
この特徴は、特にトラブル時に顕著に出ます。
たとえばこんなことが起こったとします。
田舎暮らしを志して、ある村に定住しようと決めたAさん。ところが住む家がなかなか見つからない。空き家らしきところを数件あたったが、どこも貸せないとの返事ばかり。
よくよく調べてみると、地元に住むBさんが「Aには家を貸すな。この村に入れるな」と言って回っていたことがわかった。
といったケース。
ルール上では、Bさんの行動に正当性はありません。家の貸し借りや本人たちだけの権利。Bさんが口を出す権利はありません。少なくとも法律上では。
当然Aさんは怒ります。
「人は誰でも住みたいところに住む権利をもっている。Bは憲法で定められた権利を侵害している!」
ごもっともです。

地元民の視点

では、なぜBさんはこんな行動を起こしたのでしょう。嫌がらせ? それとも何か理由が?
それを知るために、Bさんの視点からこの出来事を見てみます。
Aさんは体験移住を始めたときからトラブルメーカーでした。
まだ仲良くなってもいない住民に家を貸せと迫り、上から目線でこの田舎のここが悪いと文句をたれ、ペット禁止の宿舎にペットを持ち込んで周囲にさせた糞は片付けもしないなど、最初から住民の悩みの種だったのです。注意してもいっこうに聞き入れる様子を見せません。あげく村の若い女性にセクハラまがいの行動をして、Bさんはその女性から相談を受けていました。
Bさんは「こんなトラブルメーカーを村に入れるわけにはいかない」と判断し、行動を起こしたのです。
さて、この話を読んでどうですか?
「気持ちはわかる」と思いませんか?
ド田舎の狭いコミュニティでは、助けて助けられて、という「困ったときはお互い様」の精神が根付いています。
いざとなったらみんなで力を合わせて乗り切る。たとえ意見が対立しても、決裂せずにほどほどのところでお互いガマンする。そうやって生きてきたのです。
そんなところに、自分の主張ばかりして、社会常識を無視して、注意されても反省すらしない人が来たら・・・昔なら村の存亡にかかわる危機です。

他責より自責

今回は極端な例を挙げましたが、こうした人はまま見られ、ド田舎ではうまくいかない例が多いように見受けられます。
「日本の法律では〇〇となっているのに、ここはそれに反しているからおかしい!」
法律は100%正しいし、それを主張している自分も100%正しいから、引いたり折れたりすべきなのは相手であって自分ではない。
こういう人は自分が正しいつもりですぐに孤立します。ルールを振りかざす前に、なぜこんなことになったか、自分に非はなかったかと振り返ることができればいいのですが。
言い分を通したいのはわかりますが、ド田舎で大切なのは多くの場合「正しさ」ではなく「納得感」です。正しければその場の議論には勝てるでしょう。ですが生活はこれからも続くし、目の前の相手との関係も続くんです。言い負かされた相手はどう思うでしょう?
都会との決定的な違いは、付き合う相手を選ぶ余地がないこと。都会であればご近所さんと仲が良くなくても、ご近所さんのことなんか知らなくても構いません。人がたくさんいるので、合わない人なんか無視して合う人とだけ付き合うことが可能です。
でもド田舎ではそうはいきません。合う合わないに関わらず、顔を会わせる機会は必ずあるし、ケンカをすると当事者だけでなく周りにも何かと迷惑をかけます。そんな環境で、いかに法律的に正しいとはいえ、ロジックで相手をぶちのめすのは、はっきり言って賢くないやり方です。
なお、人間関係を全く築くつもりがない人の場合は別です。一人で生活できるだけのお金があり、周りに頼らず自分一人だけで生きていくのであれば、対立も気にする必要はないといえます。
そうでない人は、相手との信頼関係ができるまでは、相手の主張に真っ向から反対するのはやめた方が無難です。

田舎の人間関係が面倒な理由

人間関係は自分で選べない

都会では、仕事場から一歩外に出てしまえば、自分のことを知っている人は周りにいなくなります。たとえば休日、ふらっと立ち寄ったカフェで同僚や取引先にバッタリ出くわすことって、ほとんどないですよね。
また、仕事が変われば、仕事にまつわる人間関係はまるごとリセットできます。それまでどれだけこじれていようが、知ったこっちゃありません。
プライベートはさらにコントロールしやすいです。気の合う人どうしでコミュニティを作って、自分の心地よい距離感で付き合っていくことが可能です。気の合わないマンションの隣人と仲良くする必要はまったくありません。
ある意味、都会では知らない人に囲まれて生活しているといえます。そのため誰と知り合いになるかはある程度自分で選択できます。これは人間関係に悩む人にとっては利点であるといえます。

しかし、田舎では都会のようにはいきません。コミュニティが狭いので、人間関係の選択の余地がないのです。隣人が気の合わない人だからといって、まったく関わり合いにならないで生活していくことは困難です。
また、田舎は監視社会で、基本的にプライバシーがありません。仕事関係の人とオフの時間に出くわすことは日常的茶飯事なうえ、みんな他人のウワサが大好きなので、人目を気にしながらの生活になります。田舎では不倫できないといわれるゆえんです(笑)。
完全なプライベート空間は家の中だけです。さらにド田舎なら隣人が勝手に玄関を開けて入ってくるので、家の中もプライベート空間とはいえません。
また、転職したからといって、住む場所が変わらなければ、人間関係はほとんどリセットされません。人間関係をリセットしたい場合は違う町に引っ越すしかないのです。それも近隣の町ではなく、県をまたぐぐらいの距離が必要になってきます。人のネットワークは恐ろしいもので、隣町ぐらいだと必ず知り合いがいて縁は切れません。

悪く言えば閉鎖的、よく言えば濃密な関係といえます。

モメ事はNG

田舎で生活していると、何かトラブルが起こっても、なるべくモメないで済ませようと考えるようになります。
クレームはまさにその代表例です。
私もそうですが、明らかにこっちが正しいと思っても口に出さずに飲み込むことがよくあります。
お店でサービスにおかしなところがあり、相手が100%悪い場合でも、あまり食って掛かったりしません。なぜならその後の関係を意識するからです。目の前の相手との関係は、これからもずっと続いていく。なのにヘタにクレームをつけて相手との仲をこじらせてしまうと、のちのち困ることがたくさん出てきます。
同じ相手には頼み事をしにくくなるでしょう。他にはクレーマーだという噂が出回り、人が寄り付かなくなる、仲間外れにされる、仕事がスムーズに回らなくなるなども考えられます。
人間関係の選択の余地がない田舎では、むやみにクレームをつけるのは、はっきりいって賢いやり方ではないのです。
都会では違います。たとえすさまじいクレームをつけて、お店に嫌われてしまっても、痛くもかゆくもありません。それはそのお店との今後の関係を意識する必要がないからです。代わりのお店はいくらでもあります。そのお店と関係を続けていく必要もありません。
これは都会ならではの感覚で、このまま田舎にくるとえらいことになります。

出身地からは逃げられない

田舎でうまくいかなくても、その田舎出身でなければまだマシです。何かあっても最悪、脱出するという手段が使えます。いったん引っ越してしまえば、あとでいくら悪口を言われようと関係ありません。
ところが地元の人はそうはいきません。自分だけ逃げても、まだ親や親戚が残っているからです。自分が逃げた場合、悪口の矛先は親や親戚に向きます。「お前んとこの子、周りに迷惑かけっぱなしで逃げていきよった」
逃げるまでいかないとしても、「あの件でやらかしたの、〇〇さんちの子だってさ」というウワサが音速で出回り、残された親族は村八分とまではいきませんが肩身の狭い思いをすることでしょう。いわば家族を人質に取られているようなものです。
こういう事情があるため、よほどの人でない限り、思い切った行動ができません。田舎でイノベーションが起きない理由は、こんなところにもあります。

 

ド田舎の人間関係攻略法5選

プライバシーは諦める

「自分ちの玄関を開けたら、誰が置いていったかわからない野菜が置かれていた」
よく聞く田舎あるあるですね。

ド田舎ではお互いの距離が近く、プライバシー保護という意識はないと言っても過言ではありません。

訪ねてきた人は、たとえ住人が留守でも、玄関の前でベルを鳴らしてじっと待っているなんてことはしません。最低でもドアを開けて呼びかけてみるぐらいはします。玄関に野菜、はまだマシな方で、冷蔵庫に野菜が入っていたという例もあります。

また、田舎度が高いところでは、いまだに家のカギをかけていない地域もあります(あくまで一部の例です)。ご近所さんが入ってくるのは別に構わない、という意識の現れですね。そもそも鍵がない家もあって、それでも窃盗の話は聞きませんから、泥棒にとってもあまり魅力的な仕事場ではないのでしょう(笑)。

「そんなのイヤだ!」
「プライバシーの侵害だ!」

でも、ご近所さんが勝手に入り込んできても、別に家の中を引っ掻き回すわけじゃありません。SNSで拡散されるわけでもありません。

そう考えると、他人に知られて困ることって実はそう多くはないことに気づくはずです。

家具の配置、趣味で飾ってるもの、散らかした雑誌…別に外で話されても困らないですよね? むしろ新たな話の種になるかもしれません。

そう考えると、「別に知られてもいいや」と思えるようになり、田舎生活がずっとラクになります。
中には、そういう環境が生理的にムリ! という人もいます。特に女性。そんな人はド田舎はやめておいた方が無難です。せいぜい地方都市ぐらいにしておきましょう。

自分のことを周りの人に知ってもらう

先ほどの話題とも繋がる話ですが、先ほどの話題が受け身の心構えなのに対して、こちらはより積極的な心構えです。

移住するときに、人間関係やってけるのかな、という不安は多少なりともあるでしょう。けど、それは田舎の人も同じです。あなたが引っ越してきたとわかってから、周りの人も同じく少し不安なんです。

どんな人なのかな。
ふつうに話してくれるのかな。
怖い人じゃないといいな。
ムチャクチャな人が来たらどうしよう…。

どうですか?
あなたが周りの人に対して思っていることと似ていませんか?
そう、お互いに考えていることは一緒なんです。

ド田舎になればなるほど、ご近所さんとは嫌でも顔を合わせるし、関わらざるを得ません。相性が合わない人だからといって全く関わらないで生活していくことは難しい。だからこそ、新しく入ってくる人がうまく付き合っていける人かどうかは、住民の日常生活を左右します。

その不安を取り除くにはどうしたらいいか?
答えはカンタンです。
あなたが害のない人であることを知ってもらえばいいんです。

あなたの生い立ち、これまでやってきた仕事、得意なこと、趣味、好きな食べ物、ニガテな生き物、これからやりたいこと…

全部いきなり喋り倒せとは言いませんが、聞かれたときには、話せる範囲でにこやかに話してあげると、あなたに対する理解が深まります。

特にお年寄りは若い人に話しかけてもらえると嬉しいもので、にこやかに話しかけているだけであの人はいい人だという印象を持ってもらえてオトクです。

しかも田舎の人はウワサ好きなので、一人に喋るとすぐ周りに伝わります。

きのうAさんに話した内容を、第三者であるBさんから聞かされることがあります。「あなた、〇〇なんだってね」というふうに。

そのときに注意したいのは、「誰に聞いたの!?」と詰め寄って情報源を特定しようとしないこと。Aさんが喋らないと期待するのは無意味です。本当に秘密にしたいことなら、田舎では誰にも喋らないでください。どうしてもガマンできないなら、都会に残してきた友人に喋りましょう。特にグチとか。

逆にウワサ好きな性質を利用して、お仕事を募集していることとか、困っていることとかを口に出すようにしていると、それを聞きつけた別の人がいい話をもってきてくれることもあります。

①と同じことを言いますが、他人に知られて困ることって意外とあんまりありません。逆にどんどん発信するとチャンスにも繋がるしプラスになることが多いです。

プレゼントをする

これは高価なものを買えと言っているわけではありません。
使い切れないものは積極的にシェアしてみましょうということです。

たとえば野菜にしても、家庭菜園の経験がある人ならわかると思いますが、ちょっと植えただけで一家では食べ切れないくらいの量がとれます。

家族で食べた残りは売るのもいいですが、せっかくド田舎にいるならぜひご近所さんにおすそ分けしてみてください。感謝はされるしその後の関係も良くなります。

また、あげる側は見返りを期待しませんが、もらう側からするともらいっぱなしは居心地が悪いもので、何かでお返ししないと、と思うのがふつうです。ギブアンドテイクの精神ですね。

自分がなにかをもらった場合でも、お返しするのはモノでなくてもいいんです。作業を手伝ってあげるとか、お年寄りなら話を聞いてあげるだけでも喜ばれます。自分の体や時間も立派なシェアの対象です。

もらうことばかり期待するのではなく、自分が与えられることがあれば積極的に与えてください。それはいい評判となって地域を巡りますし、結局は自分に返ってきます。

持ちつ持たれつの精神ですね。

地方都市に引っ越す

そもそも、こうした人間関係の煩わしさは、人が少ないことに起因しています。人が少ないからコミュニティが小さくなり、同じ人と何度も顔を合わせることになり、他人の噂が出回るようになる。
一口に田舎といっても、人口数百人の村から10万人規模の地方都市まで幅広くあります。人口10万人ともなれば、知り合いと偶然ばったり出会うことも少なくなります(ゼロにはなりません)。自然もそこそこ楽しめる。仕事もある程度幅がある。田舎の雰囲気は十分味わえるし、働きやすい。オススメです。人間関係で煩わしい思いをしたくない人は、最初からド田舎を目指すのではなく、地方都市を目指しましょう。

それでもド田舎に興味があるのなら、地方都市から足を伸ばしましょう。感触がよさそうなら改めて移住してもいい。いわば二段階移住ですね。

うまくいかなかったら逃げる

どれだけ憧れを抱いて移住しても、思ったのと違った、がんばっても人間関係がうまくいかない、居心地が悪いということはあります。

原因は様々で、なんとか解決できる場合もありますが、やっぱりうまくいかなかった場合は、逃げるのも立派な選択肢です。

あとあと悪く言われようが、いったん離れてしまえば関係のない人たちになります。満たされないまま生活し続けるより、より自分たちが幸せになれる場所を求めて旅立つことは、なんら悪いことではありません。

とはいえ、責任感の強い人ほどこういった考え方に抵抗があるかもしれません。せっかく知り合いになった人に迷惑をかけるわけにはいかない、なんとか踏みとどまって解決すべきだ、逃げるのは無責任だと言うかもしれません。

僕はむしろ、そういう人にこそこの選択肢を頭に入れておいてほしいと思います。あなたの影響は、あなたが思っているよりずっと小さいのです。いなくなったからといって、誰かにとんでもない迷惑をかけるわけではありません。穴は誰かが埋めますし、去って数カ月もすれば、話題に登ったとしても、「そんな人もいたね」ぐらいのもんです。

移住の成功や失敗があるとしたら、そのバロメーターは、結局は「自分や家族が幸せかどうか」に尽きます。移住をすることで、移住前より幸せでなくなっているとしたら、別の町に移り住んだり、都会に帰ることを考えてもいいんです。

まとめ

田舎の人間関係は陰湿でドロドロしていると言われることもありますが、私は相対的なものだと考えています。たしかに都会に比べたらウェットですが、こうしたつながりの深い人間関係を求めて来る人もいます。すべては相性です。

この記事を読んで不安を覚えるのなら、移住するにしてもド田舎はやめて地方都市ぐらいにしておいた方がいいですし、逆に大したことないじゃんと思えるようならド田舎ライフは楽しいものになるでしょう。

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