ド田舎の支出

「ド田舎だと、月いくらあれば暮らせるの?」

これは激しく人によりますが、一例としては、一人暮らしだと7万円、子供がいる家庭だと10万円ぐらいでしょうか。
内訳を見てみます。
一人暮らし
家賃 15,000円
光熱水費 10,000円
ガソリン代 15,000円
食費 10,000円
携帯電話代 5,000円
お小遣いその他 15,000円
計 70,000円
家族連れ
家賃 20,000円
光熱水費 10,000円
ガソリン代 25,000円
食費 20,000円
携帯電話代 10,000円
お小遣いその他 15,000円
計 100,000円

…ざっくりこんな感じです。
以下、都会と比べて①安いものと②高いものに分けてみます。

①都会より安いもの

正確には「工夫次第で安くできるもの」です。

家賃

安く借りるコツは、賃貸物件化されていない物件を探すこと。不動産屋にいくと普通に月5~10万円とかしますが、出回っていない物件は、月1万円ぐらいで借りられることもあります。

賃貸に出ていない物件は、貸すことを想定していないので、古い上に長年放置されているものも多く、雨漏りなども珍しくないので、多少リフォームする必要があります。リフォームなしの物件が見つかったらラッキーぐらいに思ってください。

そういう家の家主の考え方はこうです。

「貸すことなんて考えてなかったけど、あんまり使ってないし、お願いされたから貸してあげようかな。別にそれで儲けるつもりもないけど、管理の手間も減るし、若い人が地域に入ってきてくれたら嬉しいし」

こんな家に巡り合うためには、まず地域内で自分の信用度を高めることです。家主を含む地域住民に「こいつは信用できる奴だ」と思われてはじめて、こういった情報はまわってきます。

評判がいい人になら「あいつが家を探してるらしいから誰か持ってない?」という話が広まるし、逆に評判が悪い人なら「あいつが家を探してるらしいから紹介しないようにしようぜ」という話が広まります。

食費

まず米と野菜は自分で作ります。

肉は猟師さんの知り合いができればイノシシやシカの肉が塊でもらえることがあります。

ニワトリを飼えば卵は毎日手に入ります。

さらに漁師さんの知り合いができれば魚ももらえます。

…というふうに。

このやり方を極めると、買うものは調味料だけになります。

そこまでいかなくても、ド田舎は何かとあげたりもらったりが多く、米、野菜、肉はあまり買いません。

光熱水費

水道は自分で水を引いてくる地域ならタダ。

薪ストーブがあれば、薪は山で拾ってきて暖房台はタダ。

お風呂も薪で沸かそうとするならタダ。…ですが大変なのでオススメしません。

近年はZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)という言葉もよく聞くようになりましたが、公共の電気にまったく頼らないオフグリッドハウスを自力で作っている人もいます。

 

 

②都会より高いもの

 

車の維持費・ガソリン代

ド田舎では車がないと何にもできません。
車以外にも草刈り機や農業をやるなら耕運機など、燃料費は思ったよりかかります。
月1~2万円ぐらい。
ですが都会より高いものは本当にこれぐらいで、あとは軒並み安いです。

まとめ

いかに生活費を減らすか、というのはその人の腕次第で、ド田舎の醍醐味の1つでもあります。

僕が聞いた中で一番少なかったのは、一家四人で月3万円という回答でした。

家は古民家を買ったのでタダ、服ももらってくるのでタダ、米と野菜と卵は自給できるからタダ(卵を産まなくなった高齢のニワトリはお肉になります)、出費が必要な趣味もないのでお小遣いもとりたててなし…で、出費はガソリン代と調味料と下着だけ。

所得だけで分類すると貧困家庭になるのでしょう。本人たちも貧乏だと言っています。でも不幸ではない。いつ会っても笑顔で毎日楽しくやっています。

なぜなら、そういう暮らしを、強制されたわけではなく、自分たちで選んだからです。

生活費がいくらかかるかというより、いくらかかる生活をしたいか、という問いかけの方が本質に近いかもしれませんね。

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