田舎で起業したい人注意!「高くていいもの」は田舎では通用しない

今の時代は、高くてもいいものが売れるとされています。
いいものとは、値段以上の体験価値を与えられるもの。バルミューダのトースターなどはその典型です。
ですが、この「高くていいもの」が通用するのは都会だけの話で、田舎では通用しません。なぜなら、田舎はパイが少ないからです。
人口が少ないだけではありません。高いものを購入できるだけの金銭的余裕がある人が少ないのです。
田舎の人は稼ぎが少なく、平均所得は200万円ぐらいだといわれています。
ちなみに都道府県別の所得を見てみると、最下位の沖縄(333万円)をはじめ、東北や九州など300万円代がゴロゴロあります。
これはあくまで都道府県の平均で、どんな県でも都市部があり、その都市部の人たちが平均所得を押し上げています。ということは田舎はもっと少ないということ。
さらに、平均はあくまで平均で、より所得の少ない多くの人たちがいる中で、一部のお金持ちが平均を押し上げる構造になっています。
実際に田舎で話を聞いてみると、手取り月収が10万円とかザラにあります。月10万円でアパート代をはじめ生活をすべて賄わないといけないので、贅沢する余裕などまったくありません。生活するだけで精一杯で、たまの休日に遊ぶにしてもお金のかからない遊びばかり。
こういう人にバルミューダのトースターを薦めても買えませんよね。
反対に、リッチな人も田舎にいるにはいますが、そんな人をすべてかき集めたところで、パイが少なく、販売できる数はたかが知れています。
「高くていいもの」で田舎で起業しようと思うなら、生産は田舎でも結構ですが、販売は都会ですることを考えてください。

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